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[BOOKデータベースより]
タブーへの迂回路として異教の世界を背景に、時間と空間の隔たりを強調、物語に多様で華麗な表現を与える。
ハーディ文学が難解なのは何故か
[日販商品データベースより]第1部 「ウェセックス」の異教信仰の残映(『帰郷』―異教の女神ユーステイシア;『ダーバヴィル家のテス』―背景は異教の世界)
第2部 「現在と過去の併置」が意味するもの(『キャスターブリッジの市長』―過去への欲望;『ダーバヴィル家のテス』―変容する時間と空間)
第3部 「視覚=意識」に表現を与えたもの(『日陰者ジュード』―「ちびの時じいさん」の人物造形;『恋の魂』―ナルキッソスの運命を生きるピアストン)
第4部 「時間」・「ペシミズム」・「愛」・「死」(『らっぱ隊長』―主題は「歴史」ではなく「時間」;トマス・ハーディの「ペシミズム」;恋人トライフィーナ・スパークスの謎;(詩)「死後は」―「死」に抗う「生」)
ハーディ文学の「現代性」とは?
タブーに挑戦し続けたトマス・ハーディの小説を、「時間」を軸に、「異教界信仰の残映」「過去と現在の併置」などの視点から読み解く。従来のハーディ研究にあまり見られなかった、新鮮な論が展開されている。