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[BOOKデータベースより]
没後75年。多喜二はなお現代に語りかける。初期短篇から『防雪林』『一九二八年三月十五日』『蟹工船』『党生活者』『東倶知安行』など、小説を書く者の視点から『私』を論じ、知識人の問題を解く。多喜二をさらに深く読む待望の書。
歴史の先端を望む眼差し―小林多喜二・私の読み方
「東倶知安行」私論―「私」の功罪について
「党生活者」私論―ふたたび「私」の役割を考える
「一九二八年三月十五日」論―知識人の問題を中心に
「蟹工船」論の試み
小林多喜二の短篇について
プロレタリア文学の壁小説
「防雪林」論
「蟹工船」を読み返して
あとがきに代えて―「転形期の人々」緒論