この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 北川透現代詩論集成 4
-
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2021年03月発売】
- 北川透現代詩論集成 5
-
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2022年03月発売】
- 芥川龍之介書簡集
-
価格:1,045円(本体950円+税)
【2009年10月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
紺碧の空




-
もうちょっとまとまっていると良かった
本書からは物語の受け止め方についてかなり示唆を受けたが、何かが足りなかった。奇をてらい過ぎているというか、エキセントリックになろうとしすぎているというか、もうちょっとしっかりとしたまとめ方をすればもっとよくなったと思うのだが。
「紅楼夢」はギャルゲーの元祖(というか構図が同じ)という説を持つ自分にとって本書は共感するところが大きい。今では世界的名著とされている作品やいわゆる古典作品のなかにはかなり屈折した人格を持った人間によってかかれたものや当時としては受け入れられなかったようなものも多い。
本書は、”オタク”の素養がある(?)、あるいは電波系の作者や内容の”古典”をオタク的な視点から見てぶった切る、という内容の本である。満たされない現実が物語(幻想)への欲望を発生させる。それに対して著者は8つの類型パターンを持って物語がつむがれてきたことを解説する。特に、ゲーテ、ドストエフスキー、手塚治虫についてはかなりの紙面を割いて解説を行っている。
こういう本を読むととみに思うのだが、やはり物語はえり好みせず、古典・新作を問わず、ジャンルを問わずとにかく読みまくって自分の気持ちとぶつけてやらないとだめだ。もっと本を読みたい。
























[BOOKデータベースより]
ダンテ、ゲーテ、ドストエフスキー、手塚治虫―喪男の魂の叫びが、歴史に残る「新しい物語」を創った。型破りな着想で読み解く、世界一身も蓋もない文学論。
第1部 人はなぜ物語を求めるのか?(俺が『電波男』だ!;「現実」にしがみつく人々;俺の三次元のトラウマ体験 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 現実飛翔への8つの祈り(超人(力・モテ);怪物(力・喪);時間(飛翔A) ほか)
第3部 『火の鳥』における救いの探求(ニヒリズムに満ちた漫画『火の鳥』;「宇宙編」―猿田、呪いを受ける;「黎明編」―猿田一族の先祖 ほか)
電波男は世界中にいた。ダンテ、ゲーテ、ドストエフスキー、手塚治虫…。喪男の魂の叫びが、歴史に残る「新しい物語」を創った。衝撃のオタク思想書『電波男』から3年。本田透が読み解く、新しい文学史。