- 紡ぐはひとひらの光 1
-
- 価格
- 803円(本体730円+税)
- 発行年月
- 2026年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784813766278
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[日販商品データベースより]
シングルマザーの心春は、5歳の息子・紡久とふたりで生きてきた。忙しくも穏やかな日々。その裏で、心春はずっとひとつの嘘を抱えている。
紡久の父親の存在を、伝えないままでいること――。
そんなある日、運命の歯車が音を立てて回り出す。
偶然再会したのは、かつて愛した人、救急救命士の雅久で彼は紡久の実の父親だった。
とある事情から妊娠を機に、何も告げずに彼の前から消えた心春。もう交わるはずのなかった過去が、再び目の前に現れる。
「俺はずっと、君を探していた」
そう告げる雅久のまなざしは、過去ではなくこれからを見つめていた。
父の存在を知らないまま、無邪気に雅久に心を開いていく紡久。
その姿に、心春の胸は締めつけられる。守るために選んだはずの決断が、果たして正しかったのか――。
隠してきた真実と、再び紡がれる想い。
交わらなかった時間を埋めるように、三人の関係は少しずつ形を変えていく。