- 受験戦争のメディア史
-
無名戦士たちの合格体験記
NHKブックス 1301
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2026年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140913017
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[BOOKデータベースより]
失われた受験生的公共圏とは?伝説の通信添削「オリオン」と『私の合格作戦』シリーズへの投稿から教養主義的な議論空間の盛衰と半世紀にわたる受験生の変化を描き出す。
序章 受験戦争を記録するメディア史のために
[日販商品データベースより]第一章 合格体験メディアの公共性―受験戦士の自分語り
第二章 「受験戦争」以前の文筆的公共性―オリオン社の軌跡
第三章 大学紛争から受験戦争へ―『ORION』から読む1
第四章 志願兵士が読む「動員」言説―『ORION』から読む2
第五章 凱旋兵士が書く「戦勝」報告―『私の京大合格作戦』1
第六章 無名戦士の「復員」記録―『私の京大合格作戦』2
"「一億総中流」意識が生んだ""受験生的公共性""とは
一般入試での大学入学者が少数派となり、年内に合格を決める高3生が増え続ける今、大学受験はもはや”戦争”では――少なくとも“国民総動員”にも似た形では――なくなった。では、かつて華々しく繰り広げられていた受験生たちの、あの「戦い」とは何だったのか? 当事者にとってそれは、どんな意味を持っていたのか? 受験に「動員」された”兵士”たちはその合格体験記を、通信添削の会報誌(旬報)や、「私の合格作戦」と題した人気書籍シリーズに書き残してきた。本書はこうした記録を読み解くことで、半世紀にわたる彼らの「感情の歴史」と、彼らが70年代に作り上げ、後に失われていった「受験戦時下の教養主義」の様相を描き出す。"